掲載情報:2016/10/25発行 230号4,5面
タイヨウは、10月19日・20日の両日、大阪市中央区のマイドームおおさかで開催された「大阪勧業展2016」に出展、各種スポンジ・プロフィル加工付ベルト、モジュラーコンベヤベルト、ギャップレス成形品などを出品。標準品では対応できない2次加工品の技術力を訴求した。
同社の設立は、1976年10月で、今年40周年の節目の年を迎えた。ベルト特殊加工分野でナンバーワン企業を目指し、独自の製品やベルト特殊加工技術を開発、業界から高い評価を得ている。
開発製品の中でも、近年高い評価を得ているのが「押さえベルト」。包装機械向けに開発したのもで、すでにピロー包装では国内の包装機メーカーで採用されている。
包装関連以外でも、全体を特殊シートで覆った製品を食品加工向けとして展開。異物混入が防げる製品として注目を集めている。
また、ベルト特殊加工に特化した開発型企業の同社では、ベルト特殊加工技術・開発製品で、取引先のパートナー企業の新製品開発や高効率化に貢献していきたい」として、社内にショールームを設置、ベルトの特殊加工・技術の啓蒙活動を推進している。
ショールームにはモジュラーコンベヤや押さえベルト、タイミングベルトなどのほか、プロフィル特殊加工を施した各種ベルトサンプルやプーリ、取扱品の各種ゴム・樹脂成型品などを展示。これらを活用し、ベルトやベルト加工に関しての様々な問題点の解消に対応するとともに、作業効率を高めるベルト製品などの提案も行っている。
同社では、これまでに社内体制の整備を実施し、経営基盤をより強固にした。40周年を契機に、より一層ユーザーニーズに的確に対応し、さらなる加工技術の構築と開発を進めていく。